今日は午前中、仕事でかなり消耗しました。
生身の相手がいるわけですから、どんな仕事でも「あるある」なんですが、やはりエネルギーを使うものです。
そんなとき、被害者モードになって何時間もモヤモヤしたり、無理やりポジティブに考えたり、心理テクニックでこねくり回さなくても、エネルギーの消耗からサクッと復活して、午後からまた頑張れるとしたら、嬉しいですよね。
モヤモヤから、早く立ち直るには?
最近、私が取り入れているのは「五感」から新しいものをいれること。
五感を使って、課題とは全く関係のないものをわざと見たり、聞いたり、味わったり、体験したりすることで、全く別の視点から課題を捉えられるようになったり、課題や相手に対する「思い込み」に気づくことができる。
そうすることで、心に余裕ができ、選択の余地が生まれるから、じゃあ、ここからどうするか?という次の行動(未来)にも目線が向く。
ここまでの展開が、ほんの短時間でできるようになりました。午前中に起きた出来事で、せっかくのランチタイムにまで、モヤモヤするなんて勿体ないし、ご飯が美味しくない。
トラブルに直面したり、意見の対立や衝突によって消耗したり、モヤモヤすることがあった時こそ、あえて「五感から新しいものを入れる」時間を作るのです。
コーチングで、色んな方のお話を聞いていて感じるのは、
心のモヤモヤで受けるダメージって、モヤモヤの原因になっている問題の「内容」や「深刻度」からくるものではないと、つくづく思います。そのモヤモヤを「持ち続けていること」こそが一番ダメージなるんですよ。
モヤモヤ突破!視点を変えるツール
コーチングを仕事にしている私も、モヤモヤする機会はいくらでもあります。
私が最近やっているのは「視界」からのアプローチ。使っているのは「ボイジャーカード」です。最近は、通勤時にまで持ち歩くようになりました(笑)
タロットカードとしての多角的な情報量と、美しいアートとしての二面性を持ち合わせたボイジャーカードを1枚、サッと見る。それだけです。ノートにあれこれ書いたりとか、あまりやりません。

この時、引いたのは、インパクトのある”Death”のカード。そのまま直訳すれば「死」ですが、ボイジャータロットでは、転換点、手放す勇気、脱皮、惰性への終止符、取捨選択などの意味を持つカード。
デスマスクや死者の姿、鳥や夜空、星に至るまで、それぞれに込められた言葉があるので、自分の視点に使えそうな言葉、直感的にピンとくる言葉を、自分で選ぶことができるのが、面白いところです。
美しいカードの絵柄をしばらく眺めていると、何が起こるか。仕事でのトラブルに対しても「そうか、こういう視点から考えるのもアリだな」と思考の転換ができるんです。
そうすることで、自分の中に「では、どうしたいか?」という選択肢が生まれる。
占いや他のタロットカードのように「教えてください」的なアプローチではないから、使う人を選ぶかもしれませんが、俯瞰・分析・思考マニアの私にはドンピシャな「思考実験ツール」になっています。
【選択肢がある状態】というのは、人間が最も安心できる場であり、持てる力を最大限に発揮できる場だと、つくづく思います。
モチベーションとかやる気って、この土台の上にないと、そもそも機能しないですしね。
投稿者プロフィール

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メンタルブロックを自信に変えて
やりたいことを堂々と実現する自分をつくる
ダイヤモンドメンタル・発掘コーチ
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