自分の中の「合わない」を無視するな!

仕事が合わない、洋服の色が合わない、この人とは合わない、雰囲気が自分に合わない、話が合わない、趣味が合わない。

あなたが今感じている「合わない」は何ですか?

「合わない」はネガティブなことではない

「合わない」ことは、悪いことでも、残念なことでもありません。

ただ「パズルがちがう」だけ。

能力が低いことでも、メンタルが弱いことでもありません。社会人として云々でもありません。「合わない」ことを次の行動の理由にするのは、わがままでもなんでもない。

たとえば「職場の社風が合わない」ことを理由に転職するのは、しないで何年も我慢し続けるよりはるかに健全です、精神的にも、肉体的にも。

ここでは、「仕事が合わない」を例に話をしますね。

合わないのか?慣れないのか?

よく聞かれるのが、「合わない」のか、「慣れていないだけ」なのかを、どれくらいの期間があれば見極められるのか?ということなんですが、

一様に「何年です」と言うのは不可能です。

ただ、一つの目安として、

仕事に慣れて、一通りのことを自分で出来るようになった頃でしょうか。

その仕事に慣れてきて、心に余裕がでてきた頃になっても、

  • 毎回やるたびに憂鬱に感じたり、
  • どこか「やらされ感」がある、
  • 言われた通りのこと以外はやらない、
  • その仕事に関連する話題に興味がもてない、

のであれば、自分に「合わない」ことをやっているかもしれません。その感覚、覚えておいたほうがいいです。

「石の上に三年」も心身を削るな

あ、自分には合わないんだ、とサクッと認めることができる時もあれば、なかなか認めたくなくて、「自分に原因があるんだ」「自分が未熟なんだ」と頑張ってしまうときもある。

それを挽回しようと、仕事に対して様々な工夫をしたり、自分の考え方を変えてみたり、得意な人や専門家に相談したり、勉強したりする努力は、もちろん悪いことではありません。

「石の上にも三年」などどいって「まずは三年ぐらい我慢してやってみろ」と言ってくる人もいます。

が、わかっているのに何年も、合わないことを耐えて頑張ることはお勧めしません。

自分に合わないことをやりつづける、合わない環境に居続けることは、精神的にとても負担が大きく、やがて身体面にもじわじわと影響が出始めます。

そうなってから動くのはとても大きなエネルギーが要りますし、すでに消耗しきっていますので体力、気力を出すのも大変です。

「合わない」ことにフタをしつづける最大のデメリットは「マヒしていく」という恐ろしい結果しかないことです。

マヒしていくにつれ、自分がフタをしていることへの「正当な理由」が欲しくなります。そうでないとやってられない。

仕事なんだから仕方ない、お金のため、家族がいるんだから、男ならそれくらいやるもの、みんなやってる。そうやって自分の中に理由を並べていくうちに、何が自分に合わないのか、合うのかも、どんどんわからなくなっていきます

果ては

「今の仕事は好きじゃないけど、自分に合う仕事が何なのかわからない」

「このままでいいのかわからない」

という状態。そこからまた「やりたいこと探し」の無限ループ。

 

そうならないための一番の方法は、とにかく「合わないものから離れること」です。

仕事なら、業務内容を変更してもらう、異動する、転職する、働きかたを変える、引っ越す、などなど「合わないものから離れる」ことです。

 

私の例を一つ。

私は以前、シフト勤務で働いていたことがありますが、この「シフト勤務」という働き方が全く合わなかったのです。

入社前に、不規則な曜日勤務になることは聞かされていましたし、それを承知で入った会社でしたが、実際にその生活になってみると、仕事内容は面白かったものの、生活リズムが不規則になり、家族と休みを合わせられず、休暇を取りたい時には、日程調整のために色んな人に頭を下げなければならなかった。これがとてもストレスになりました。

どんなに休養を取っても疲労が抜けない日々が続き、やがて胃腸機能が低下。慢性疲労症候群を疑って医者を何軒か訪ね歩いたほど。

結局、2年も経たずに転職を決めました。

仕事内容は面白く、貴重な経験も多くさせていただいて、転職を決めるまでに何度も躊躇しましたが、転職した途端に、それまでの慢性的な疲労があっさり抜け、健康診断結果の数値が正常に戻りました。

 

この経験から得たものが、その後の働き方や収入に大きな布石くれたので、続きを書きたいと思います。