質量転換について

プロコーチ仲間と月1回のオンラインミーティングをしながら、質量転換について考えた。

ある仲間の一人が、

「コーチング時間が70時間を越えたあたりで、コーチングと向き合う自分の意識が根底から変わった」

というようなことを話した。

ちなみにここで話しているコーチング時間とは、
「有料で、しかも単発ではない、継続契約を結んでいるクライアントとのコーチング」のこと。

彼のコーチングも、70時間あたりを境に変化したのだろう。音声のみなので彼の表情はわからずとも、彼の声のトーンや話しぶりからして、彼自身も変化しているのが伝わってきた。

声の傾聴だけでも、その人の内面の変化や、そのエネルギーが伝わってくる。オンラインミーティングで話すときには常にコーチングモードで話をしているわけではないが、コーチ仲間が集まると、自ずとそうなっているときがある。もう、筋力の一部みたいに染み付いているので、コーチングを真剣に学んできた人間が味わえる醍醐味ともいうだろうか。

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彼に何が起こったのか考えたとき、「質量転換」という言葉が思い浮かんだ。

ある程度の量をこなすことで、それが質に転ずるという意味。コーチング時間を積み重ねたことで、その成果がコーチングの質に現れるようになった、ということでもあるし、それは確かなのだと思う。

ただそれ以上に、「量」が「質」に転換するときは、その人の意識や視界に広がる世界までも変わるのだろう。

逆に言えば、まずは量を無我夢中でこなさなければ、質に転じた世界を見ることはできない。

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オフラインになってから、自分のこれまでを振り返ってみた。

目先の結果ばかりを気にして、愚直に続けることから逃げていたのではないか?

愚直に続ける時というのは、時として「自分に入ってくるものを限定する」ことが必要だと感じつつも、SNSで流れてくる「自分が目指したい場所へ、一歩先を歩いている人たち」を羨んで、時として妬んで、いいねして、それだけで終わっていないだろうか。

私は、自分の望む方向に向かって、愚直を体現しているだろうか。

「質」に転じた世界を見たいという好奇心がありながら、そこへ向かう「量」という道しるべを見失っていないだろうか。

【人生棚卸し】私の得意なこと・苦手なこと

コーチングを始めて、働き方も変えて、本当に色々な人たちと出会うようになりました。
生き方、働き方、考え方、価値観、業界、年齢、言語もみんなバラバラ。
 
そんな人たちに囲まれ、なおかつコーチングをしてきた中で、最近の自分が
 
  • 得意だなと思うこと、これをやるとエネルギーのレベルが高くなること
  • 逆に、苦手だな、やりたくないんだなと思うこと
色々見えてきたので、現時点での私はナニモノなのか、書いてみたいと思います。

得意だなと思うこと・エネルギーが高まると感じること

心から応援したい人や、そのアウトプットを世界へ放つ。シェアする。

有名無名は関係ありません。
その人を「一言で表す言葉や表現」、キャッチコピーや推薦文を考えるのがとにかく楽しい。
相手がそれを気に入って、ご自身のメディアで採用してくれることもあります。これは嬉しい!

アイディアを出しまくる。

ブレストしましょう、という場より、コーチングやコンサルの場で出やすい。一度「それいいね!」という相手のポイントを突くと、どんどん湧いてくるのだ!
そして、そのまま相手に喜ばれて採用していただくことが、最近増えてきました。

論理思考と感性を行ったり来たりするアウトプット

情熱的にロジックを展開するときの、心地よい緊張感にゾクゾクする(笑)分析も私にとっては道楽。
 

苦手なこと

何か強固な前提のもとで考える、話をする

あなたはこういう人だから、こういうタイプだから、という前提ありきで話をされると、能面ヅラになっていることがあります・・・それ以外の可能性はないの?と思ってしまう。

あらかじめ作られたシナリオ・台本がある

ぜんっぜん楽しくない。アレンジ可能なら、別物に変わってるはず(笑)

「情報を教える系」のアウトプット

アフィリエイトとか無理っぽい・・

勝手にコンサル

こちらからお願いしたり、相談したわけでもないのに、勝手にコンサルしたり分析したりしてくる人。

まだ、ある気がする

これは現時点での私。これからもどんどん出てくる気がします。
  • 自分がなぜその選択をしたのか
  • 自分がなぜそこに反応したのか
  • そこには自分のどんな価値観や願いがあるのか
これって、プロコーチになっても、毎日毎秒、自分に問いかけることに変わりはありません。
机の上で考えているだけでは、自分が何者なのかはわからないね。
動いてみて、出会ってみて、アウトプットしてみて初めて、
自分自身にすら、光を当てていなかった部分はまだまだ沢山あると気づいた。
こうやって今日、書いたことも、修正ではなく、アップデートしていくから、人生は面白いのだ。
私のコーチングでも積極的にやっています。ご興味のある方は、こちらまで。

生涯マイル

JALマイレージバンクのサイトで「生涯マイル」という、これまでのJAL搭乗記録が全て一覧できるページがある。自分の搭乗記録を眺めてみると、とても感慨深かった。

最も長く空の上にいたのは、新卒の就職活動をしていた年で、半年で22フライトとビジネスマン並み。(注)学生ですよ。とはいえリッチな就活とは程遠く、まだLCCも少ない頃で、就活費用は全て大学でのチューターやバイト代。地上では修士論文、機上では企業へ提出するエントリーシートやレジュメを必死に書きなぐり、「卒業後はとりあえず会社へ就職」という思考に何の疑問も持たずに、将来の不安を募らせていた日々。

企業からの「お祈り」ばかりが続いていた時期、一番安い最終便で、深夜、羽田から帰るときに見下ろした東京の夜景と、その向こうに広がる真っ暗な空と海、それを眺めていた心地は今でもはっきりと覚えている。でも今は、そこから目を背けたくない不思議な愛おしさがあるから不思議だ。

触れるとどこかが傷つくような尖った思い出も、時間という河の流れの中で丸く滑らかになったのだろうか。当時の気持ちは、今の私に大切なことを教えてくれている気がして、そして勇気が出るのだ。

 

数字とアルファベットの羅列だけでこんなに豊かな感情を呼び起こして問いかけてくれるから、旅の記録というのは不思議だ。旅は人生を豊かにする。就職活動のためのフライトだけで、私は人生を振り返り、慈しむことができたのだ。

もっともっと世界を旅して、そこで出会って、記録と記憶に刻んで生きたい。

行動しなきゃ病

こんにちは、

最近、人をザワつかせることに悦びを感じています。

おしゃれなカフェでキャッキャ自撮りしている女子を見かけたら、どんどんザワついて下さいね(笑)まずは、自分の中のザワ子ちゃんの存在をちゃんと認めてあげないと、いくらスイーツ食っても、仲間内で批判してても、何も解消しないよ。

使命感と強迫観念は雲泥の差

懺悔します。この半年間、私はある重度の病気にかかっていました。

それは、行動しなきゃ病

コーチとしてもっとスキルをあげるために!

ちゃんと結果を出せるように!

もっと認知されるように!

英語のキャリアを活かせるように!

勉強しなきゃ!課題もやらなきゃ!

会社員からも学ばなきゃ!

セールスやマーケティングの手法も学ばなきゃ!

ブログ書いて発信しなきゃ!

もっとクライアントを増やさなきゃ!

英語の特訓を再開しなきゃ!

なきゃ!なきゃ!なきゃ!!

・・これじゃ、ただの強迫観念や。

やることはいくらでも思いつくのに、私に与えられた時間は、これまでと変わらず24時間。会社の仕事も、家事もあるのに、いきなり色んなことを出来るわけがない。手をつけたとしても、続かない。そしてまた焦る。

不安な時に、足してはいけない

心の何かを埋めたくて、何かを新しく足せばなんとかなる、の不毛なループ。というか、足し続けないと気が済まない。それを「行動しなきゃ」という美しい言葉に置き換えていただけでした。

というのを頭ではわかっているのに、心は認めようとしない。

逆だ。心は認めて欲しいのに、頭が「わかったふりをして」認めないように耳をふさいでいたんです。そんな時に流れるBGMは、心の声にフタをしている時の常套歌「頭ではわかっているんだけど」ォォ〜♬

「行動する」というと、何か新しいことを始めないといけない、今に何かを足さなきゃいけない、何か目に見える変化がないといけない、気持ちになります。

行動の第一歩は「やめる」ことから

何か新しいことを始めたいなら、どうやったって、そのための新たな時間が必要になるんです。人間に与えられた時間は24時間。今やっている何かを一つ以上、自分の手から手放す。「行動する」というのは、何かを減らすことから始まるんじゃないかな。やましたひでこさんの「断捨離」と同じです。

やめる

へらす

断る

捨てる

逃げる

委ねる

丸投げする

これらも立派な「行動」だと思うんですよ。

本当に一番最初に必要なのは・・新しいセミナーに申し込むためのお金じゃなくて、何かを差し引く「勇気」だよね。

やりたいこと、行動したいことを紙に書き出すのと同時に、やりたくないこと、やめることも書き出してみる。

特にこれからの時期、秋は、何か新しいことを始めたくなります。行動したくなります。お店には、もう来年の手帳が並んでこっちを見ています。

何かしたくなる。その気持ちは持っていい。

そのためにまずやることは、何かを「やめること」。

何かを手放せたら、この時点で、すでに立派に行動できてるから。

まずはそれを自分自身で評価してあげてください。

何かを足す話は、それからです。

そうやって、やめること、手放すことへの筋力がついてくると、

自分が本当にやりたかったこと、大事にしたいことへの棚卸しに繋がりますよ。